2018/07/20
まちぼうけオバケ、または優しさオバケ
まぶたがガキン!と開く気持ちよく熟睡できたのは久々である。
身体が軽い。快晴である。
携帯に会社から電話が入っておる。
私は開店時間に起床、つまり寝坊をしました。
連絡を入れて顔を洗いに行ってとバタバタ出かける準備をしながら、耳がおかしいと気づく。
耳が痛い、痛いというか、むちゃくちゃうるさい、何かが大音量?何の音?
と、耳の異質感を辿るように部屋を出ると、
隣室にあるアナログテレビジョン(モニターとして使用できるのでまだ置いてある)の電源が入っており、砂嵐の画面のまま大音量で
ザーーーーーーーーーーーーーーーーーー
となっている。
サンサンと降り注ぐ
午前中の明るすぎる光に照らされている。
おお、砂嵐。
そうか、今となっては砂嵐、アナログテレビ特有の画面だよねーというか、なんで主電源入ってんの????とハッてなる。
いつもなら
熱帯夜で眠れずに、深夜に何度も起きてしまうので、
そんなときもしいきなり隣室から急にホワイトノイズ大音量で聞こえてきたら。
キョーフのズンドコにドシャメシャに叩き落とされていたかもしれない。
疲れているとろくな考えをしないのが人間です。
でも今日に限ってものすごい熟睡していたので
朝に気づいてしまいました。
なんかゴメンて思いました。
オバケが夜中に渾身の念力でテレビジョンの電源を入れて、だれかがやってくるのをフッフッフと怖いキメ顔を準備しながら待機していたらどうしよう。朝4時に空があけてくる中、ナンダヨ、、と少しガッカリしたじゃん絶対。
急いで準備しながらアナログテレビジョンのコンセントをスマヌな所作でさっと抜きました。
家のすぐそばを大きな道路が走ってて夜は大型トラックがじゃんじゃん走るので、違法無線による電波障害で急にテレビのチャンネルが変わったりするパターンのアレもありえます。
あとこれは今ここまでを書きながら思いましたが、
隣室のアホの人の、連日の睡眠不足をみるにみかねたオバケが、渾身の念力で、熟睡効果があるというテレビジョンの砂嵐をアホの人が眠りに入ったあたりで無言で仕掛けてくれたのかもしれない。
ショックです。なにその陰徳。
しかもよく考えてみたら、
帰宅してすぐタイマーを仕掛けないまま強で回転させていた扇風機の電源も朝起きたら切れていた。
まさか、まさかオバケ、、、
扇風機の強の風を直に浴びすぎてアホの人がうっかり死なないように?
く、、、、、、
今私は全身が優しさに包まれています。
地獄に仏とはキミのこと

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